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外壁塗料の基礎知識!最適な塗料を選定するには?

塗装の豆知識

2024.10.07 (Mon) 更新

菊正塗装店 元吉田店スタッフの綱川です!!

茨城県水戸市 外壁塗装・屋根工事専門店菊正塗装店の塗装コラムをお読みくださり、誠にありがとうございます!

茨城県水戸市を中心に、品質保証の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り工事・屋根工事をご提供しております!!

いきなりですが…皆様は塗料がいつ頃から日本で使用されていたのかご存知でしょうか?  

縄文時代より「漆」というウルシ科の樹木の樹液を加工して作られたものが始まりとされており、現代でも使用されているそうです。                

ですが、縄文時代では土器や土偶、石器などに使用されていたとされています。

調べてみて、ここまで昔から塗料は使われていたのかと驚きました!

塗料だけではなく、様々なものに歴史はあるので、調べてみると面白いかもしれませんね!

お話が脱線してしまいましたが…ここから塗料について私が学習したことを発信してまいりますので、皆様の最適な塗料選びのお手伝いができれば幸いです。

塗料には各グレードがあります。

下記の順番で価格が比較的安価な物からご紹介させていただきます。

1.アクリル(5~8年)

2.ウレタン(8~10年)

3.シリコン(12~15年)

4.ラジカルシリコン(12~15年)

5.フッ素(15~20年)

6.無機(20年以上)

7.遮熱塗料(10~15年)

1.アクリル塗料

アクリル塗料は、アクリル樹脂を主成分とする、最も安価な塗料の一つで、DIYや短期的な補修に使われることが多いです。

また、アクリル塗料のほとんどが1液型となっており、とても使いやすい塗料になっています。

価格は安価ですが、耐久性やコストパフォーマンスなどの観点から住宅ではあまり使用されておりません。

〇耐久性5~8年

〇メリット

・価格が非常に安い

・乾燥時間が短い

・カラーバリエーションが豊富

〇デメリット

・耐久性が低い

・紫外線や雨風に弱く、早く劣化する

・長期的なコストパフォーマンスが悪い

余談ですが…アクリル塗料は1950年頃から開発、製造が始まったらしいです!

これだけ歴史があると、それだけ多くの方から信頼いただき使用されてきた塗料なのだと感じました!

2.ウレタン塗料

ウレタン塗料は、ウレタン樹脂を主成分とする塗料でアクリル塗料よりも少し高値ですが、柔軟性が高く、木部や鉄部にも使われます。

〇耐久性8~10年

〇メリット

・柔軟性があり、ひび割れに強い

・密着性が良く、幅広い素材に使用可能

・アクリル塗料より耐久性が高い

・種類や色のバリエーションが豊富

・高光沢があり、高級感のある仕上がり

〇デメリット

・紫外線に弱く、色褪せしやすい

・フッ素塗料やシリコン塗料に比べて耐久性が劣る

・防汚性に劣る

3.シリコン塗料

シリコン塗料は、シリコン樹脂を主成分とする現在主流の塗料で、バランスの取れた性能と価格で広く使用されています。

〇耐久性12~15年

〇メリット

・耐久性が高く、コストパフォーマンスに優れている

・汚れが付きにくく、メンテナンスが簡単

・紫外線や雨風に強い

〇デメリット

・ウレタン塗料よりやや価格が高い

・耐久性に優れるが、フッ素や無機塗料には劣る

4.ラジカルシリコン塗料

ラジカルシリコン塗料とは、塗膜の劣化原因であるラジカルの発生を抑制する酸化チタンと光安定剤が含まれているシリコン塗料で、価格と耐久性に対するコストパフォーマンスに優れている塗料となっています。

〇耐久性12~15年

〇メリット

・塗膜の耐久性が非常に高くなる

・コストパフォーマンスが良い

・様々な下地と相性が良い

・汚れがつきにくい

〇デメリット

・新しい塗料の為、実績が少ない

・製品数が少ない

・濃い色が使えない(色が白の為)

5.フッ素塗料

フッ素塗料は、フッ素樹脂を主成分とする塗料で、高耐久で汚れに強く、商業施設や高層ビルにも使われることが多いです。

〇耐久性15~20年

〇メリット

・耐久性が非常に高い

・紫外線や雨風に強く、色褪せしにくい

・汚れが付きにくい

〇デメリット

・価格が高い

・高い耐久性が必要でない住宅には過剰な場合もある

6.無機塗料

無機塗料は、鉱物などの自然界にある劣化しにくい無機物を含んだ塗料で、耐久性が非常に高く、長期間メンテナンスを行いたくない住宅に最適です。

〇耐久性20年以上

〇メリット

・非常に高い耐久性と防汚性

・紫外線や雨風に強く、劣化しにくい

・カビや苔が生えにくい

〇デメリット

・価格が最も高い

・硬いため、柔軟性が求められる場所には不向き

7.遮熱塗料

遮熱塗料は、太陽光を反射する効果を持つ塗料で、夏場の室内温度上昇を抑える目的で使われることが多いです。

〇耐久性10~15年

〇メリット

・夏の室内温度上昇を抑え、冷房費を削減できる

・紫外線に強い

〇デメリット

・価格が高め

・冬場の暖かさ保持には効果がない

 

まとめ

上記から7種類と多くの塗料があることが分かりました。

塗料を変えるだけでも、価格や耐久性耐候性など大きく変わってきます。

これらをしっかり学習し、お客様へご満足いただけるご提案ができればと思っております。

引き続き精進してまいりますので、皆様のご来店心よりお待ちしております!

茨城県水戸市で外壁塗装・屋根工事をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

茨城県水戸市で外壁塗装・屋根工事なら菊正塗装店へおまかせください!

本日も茨城県水戸市 外壁塗装・屋根工事専門店菊正塗装店の塗装コラムをお読みくださり、誠に有難うございました(❀ᴗ͈ˬᴗ͈) ⁾⁾

外壁塗装のご質問等がございましたらお気軽に茨城県水戸市 外壁塗装・屋根工事専門店菊正塗装店へお問い合わせください。

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菊正塗装店代表よりごあいさつ

菊正塗装店のホームページへようこそ

菊正塗装店 代表取締役

鈴木 大介

「菊正塗装店」は明治の末にこの地で創業し、塗装業として100年の歩みを続けてまいりました。これもひとえに塗装工事の専門業者として、ユーザーの皆さまから受けた温かいご支援の賜物と感謝申し上げます。

「塗装」という仕事は単にペンキ(塗料)を塗るという作業だけではありません。その使命は家やビルなどの建築物にとどまらず、橋梁や鉄塔などの土木・特殊構造物などに塗装を施すことで、長い年月の風雪に耐える「保護」、さらにはその土地の景観や美しさを強調する「美観」という二つにあります。

「保護」という観点からは防蝕やコンクリートの劣化防止などの塗料により膜を作り、建造物を護るという大切な役割を担っております。もうひとつの「美観」というのは昔から環境にマッチしたバランスの良い配色で、人々に癒しや潤いといったメンタルな心地よさを与える大きなファクターともなっています。

「菊正塗装店」は明治期から今日に至るまで、その時代に合った流行や技術などを誠実にそして確実に一つひとつの塗装施工を積み上げてきたことにより、現在は様々な場所で「菊正塗装店」の仕事をご覧になっていただくことができるようになりました。

近年では経済的背景もあり新しい建物を造るという発想から、今あるものを大切に使い続けるという潮流が見られます。新築よりもリフォームや改修という方向にユーザーの志向も変化しようとしております。そのような時代において「塗装」というものが再び大きくクローズアップされようとしています。ますます私ども塗装業界が果たす役割は強くなってきていると確信しております。

そのような中、「菊正塗装店」は全社員が技術向上を目指し「一級技能塗装士」をはじめ多くの資格を取得しております。また、品質管理の指標でもある「ISO9001」の認証を得ることもできました。塗装業としては国内でも先駆的なものです。

これからは、単なる”モノづくり”だけではなく、技術を駆使し地域のお客様にとって本当に必要なサービスを提供し続ける”価値づくり”企業として、これまでの実績と皆さまからの信用と信頼を糧に、この先100年に向け、心を込めて「菊正塗装店」の技術を提供して参ります。

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